コーヒーを美味しく改善するための会議……のはずがマーケティング責任者が怒ってピリピリムードに!いったいなぜ!?
2026.04.10
こんにちは。
ホームセンター大好きライターのヨッピーです!
本日はみんな大好き驚安の殿堂ことドン・キホーテ属するPPIHグループ(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)のマジボイス実現委員会からリアルな現場レポートをお送りします!
「マジボイス実現委員会」とは「マジボイス」に寄せられたお客様からの口コミに対して、マジの本気で対応し、商品改善を行っていく組織だそうです。
ホームセンター大好きライターのヨッピーです!
本日はみんな大好き驚安の殿堂ことドン・キホーテ属するPPIHグループ(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)のマジボイス実現委員会からリアルな現場レポートをお送りします!
「マジボイス実現委員会」とは「マジボイス」に寄せられたお客様からの口コミに対して、マジの本気で対応し、商品改善を行っていく組織だそうです。
そしてこちらの商品は「もっと辛いのが欲しい」というお客様のお声に対し、「あれこれ頑張ったけど、辛いだけの商品が出来ちゃうので売るのを諦めます」といった、「お客様からの期待に応えられないものはバッサリ終売にする」というパターンも存在します!
こんな風に「マジボイス」に「ここをもっとこうしてくれ~!」「こういうのが欲しい!」みたいなお客様の声を送ると、「マジボイス実現委員会」の議題にあがり、そしてマジで本当に改善しちゃうのが「マジボイス実現委員会」の役割なのです!
本日もこの、「マジボイス実現委員会」でどういった事が話し合われ、どういった流れで商品が変わっていくのかをレポートしたいと思います!
今回取り上げる商品は……、これだ!!
こんな風に「マジボイス」に「ここをもっとこうしてくれ~!」「こういうのが欲しい!」みたいなお客様の声を送ると、「マジボイス実現委員会」の議題にあがり、そしてマジで本当に改善しちゃうのが「マジボイス実現委員会」の役割なのです!
本日もこの、「マジボイス実現委員会」でどういった事が話し合われ、どういった流れで商品が変わっていくのかをレポートしたいと思います!
今回取り上げる商品は……、これだ!!
ヨッピー
岩崎さん
司会進行
今回取り上げるのは「ブレンドコーヒー」です。定番中の定番商品ですね。
「香り高いブラジル産」「コク深いインドネシア産」のコーヒー豆をブレンドした商品で、かなりこだわって作った商品だと聞いています。
「香り高いブラジル産」「コク深いインドネシア産」のコーヒー豆をブレンドした商品で、かなりこだわって作った商品だと聞いています。
岩崎さん
司会進行
そして、「いいよ!」率が84.6%です。コーヒーという、個人の嗜好も強い商品でこの数字は決して悪いものではないと思います。お客様からも「コスパも味も良い」「安いわりに美味しい」「風味もある」などポジティブな声をたくさん頂いております。
しかしながら一部のお客様からネガティブな声も挙がっておりますのでご紹介します。
お客様
香り、コクが薄い。さっぱりあっさりしすぎている。(40代 女性)
お客様
味が薄すぎる。もう買わない。(20代 女性)
お客様
安いから買ってみたけど、味も色味もとても薄い。(40代 男性)
岩崎さん
司会進行
などなど、おおむね「味が薄い」「香りが弱い」「コクが弱い」といったお声が集まっています。
定番商品ですし、安い商品とは言え「安くても品質が良い」というのはまさに我々が求めているものではありますので、この部分を改善出来ればもっとお客様から喜んで頂けるのかなと思い、改善について話し合いたいと思います。よろしくお願いします。
定番商品ですし、安い商品とは言え「安くても品質が良い」というのはまさに我々が求めているものではありますので、この部分を改善出来ればもっとお客様から喜んで頂けるのかなと思い、改善について話し合いたいと思います。よろしくお願いします。
ワタナベさん
商品開発担当
はい。その、「味が薄い」「香りが弱い」という部分についての対応は、例えば単純に豆の量を増やすという事は考えられるかなと思っています。現状7.5gのパックを9gとか10gに増やすという対応ですね。
ただし、それによってお客様が求める、香りとかコクといった部分が果たしてどれくらい改善出来るかというと、「どうなのかな」という印象があります。
ただし、それによってお客様が求める、香りとかコクといった部分が果たしてどれくらい改善出来るかというと、「どうなのかな」という印象があります。
みんなで試飲したりしています。個人的には「薄い」とはまったく思わないけどな……。
高木さん
商品改善担当
現状のコーヒー豆の量が7.5gということですが、これは他社商品と比べても決して少なくありません。たいていの商品が7.0~7.5gです。10g入ってるものは相当大きい、かつ高額な商品です。なので「グラム数」が問題になっているわけではないと思います。
一方で、例えばお湯をドリップさせる時に、フィルターの目が粗くて抽出の速度が早く、その分だけコーヒーの成分が溶けだしづらいとかそういう要因も考えられるかな、と思いました。
一方で、例えばお湯をドリップさせる時に、フィルターの目が粗くて抽出の速度が早く、その分だけコーヒーの成分が溶けだしづらいとかそういう要因も考えられるかな、と思いました。
ワタナベさん
商品開発担当
フィルターにつきましては他社さんとまったく同じものを使っていますのでフィルタによる差は基本的には無いはずです。
ただし、お湯の量や淹れ方、蒸らし方でコーヒーの味がかなり変わりますから、お客様の淹れ方によっては香りがあまり出ないといったケースがあるかもしれません。
なので美味しい淹れ方をパッケージで解説するとか、そういう部分でフォロー出来るところはあるかもしれないな、と思っています。
とはいえ、「これをやったら確実に、100人中100人から『コクが出たよね』『香りが良くなったよね』と評価して頂ける」というような改良をするのは現実的に難しいのかなと思っています。
香りとコクが強い、高級な豆を使えば当然改善するだろうと覆いますが、コストの問題もあって「安くて美味しい」という商品の方向性自体が変わってしまいますし……。
ただし、お湯の量や淹れ方、蒸らし方でコーヒーの味がかなり変わりますから、お客様の淹れ方によっては香りがあまり出ないといったケースがあるかもしれません。
なので美味しい淹れ方をパッケージで解説するとか、そういう部分でフォロー出来るところはあるかもしれないな、と思っています。
とはいえ、「これをやったら確実に、100人中100人から『コクが出たよね』『香りが良くなったよね』と評価して頂ける」というような改良をするのは現実的に難しいのかなと思っています。
香りとコクが強い、高級な豆を使えば当然改善するだろうと覆いますが、コストの問題もあって「安くて美味しい」という商品の方向性自体が変わってしまいますし……。
そして雷が落ちた
森谷さん
マーケティング責任者
すいません、さっきから何の話をしてるんですか?
商品を改善する気はあるんですか?
なんで具体的な改善プランを持って来ないんですか?
お客様から「香りが弱い」「コクが弱い」という声を頂いているのであれば、「なぜそれが起こったのか」を分析して、原因を見つけて改善するのがこの会議の一丁目一番地ですよね?分析から出来てないじゃないですか。
「グラム数増やせば良いかも」「いや既に十分な量が入ってます」「じゃあフィルタかな?」「いやフィルタじゃないです」「あれ?じゃあ原因はなんだろう?」って時間の無駄でしょう?そんなの事前に調べれば簡単にわかることじゃないですか。
会議するんだったら、「これこれこういう理由でコクと香りが弱いと感じるお客様が出ているんじゃないかという仮説を立てました。なので改善プランとしてはコレとコレがありますが、コレはコストがあがりますのでこっちだとどうでしょうか」っていう話をするべきじゃないんですか?
岩崎さんも司会進行してるのになんでそれを指摘しないんですか?
商品を改善する気はあるんですか?
なんで具体的な改善プランを持って来ないんですか?
お客様から「香りが弱い」「コクが弱い」という声を頂いているのであれば、「なぜそれが起こったのか」を分析して、原因を見つけて改善するのがこの会議の一丁目一番地ですよね?分析から出来てないじゃないですか。
「グラム数増やせば良いかも」「いや既に十分な量が入ってます」「じゃあフィルタかな?」「いやフィルタじゃないです」「あれ?じゃあ原因はなんだろう?」って時間の無駄でしょう?そんなの事前に調べれば簡単にわかることじゃないですか。
会議するんだったら、「これこれこういう理由でコクと香りが弱いと感じるお客様が出ているんじゃないかという仮説を立てました。なので改善プランとしてはコレとコレがありますが、コレはコストがあがりますのでこっちだとどうでしょうか」っていう話をするべきじゃないんですか?
岩崎さんも司会進行してるのになんでそれを指摘しないんですか?
岩崎さん
司会進行
……。
森谷さん
マーケティング責任者
情熱価格、我々のPB(プライベートブランド)は、お客様にとって一番良い価格と品質を作っていく、っていうのが原理原則ですよね?
「お客様の淹れ方に問題があるのかも」じゃあダメなんですよ。お客様に「正しい淹れ方」が伝わっていなかったんだとしたら、それを伝えられなかった我々の責任でしょう?それをどうやってアップデートするのか、話し合うのが会議の目的じゃないですか。なんでそのプランが用意されてないんですか。改善するつもりがあるのか無いのかよくわかりません。
「お客様の淹れ方に問題があるのかも」じゃあダメなんですよ。お客様に「正しい淹れ方」が伝わっていなかったんだとしたら、それを伝えられなかった我々の責任でしょう?それをどうやってアップデートするのか、話し合うのが会議の目的じゃないですか。なんでそのプランが用意されてないんですか。改善するつもりがあるのか無いのかよくわかりません。
ワタナベさん
商品開発担当
すいません。担当者として「改善する気持ちがある」ということは明確にさせて頂きます。その上で「回答を全て持って来る」という意識がなく、皆様に「どうしましょう?」と投げかけるようなスタンスを取ったことが悪い流れにつながったのかもしれません。
ただし、お客様から頂いているお声につきましてはパートナー企業さんにはお伝えさせて頂いておりまして、改善策を一緒に考えているところです。
ただし、お客様から頂いているお声につきましてはパートナー企業さんにはお伝えさせて頂いておりまして、改善策を一緒に考えているところです。
森谷さん
マーケティング責任者
はい。それは良いと思うんですよ。でもそれならそれで、試作品をここにわーっと並べて「どれが香りが立ってると思いますか?」ってやったほうが早いですよね?
だからこの会議では「なんでこうなったんだろう」って皆さんで話し合うのではなく、「この3パターンだったらどれがいいですか」とか、もう1段階上の話し合いをしたいです。じゃないとスピード感を持って改善を進めていけないですよ。危機感を持ってください。
だからこの会議では「なんでこうなったんだろう」って皆さんで話し合うのではなく、「この3パターンだったらどれがいいですか」とか、もう1段階上の話し合いをしたいです。じゃないとスピード感を持って改善を進めていけないですよ。危機感を持ってください。
岩崎さん
司会進行
はい。すいません。次月以降は改めます。では、ワタナベさんがコーヒー豆の原料を改善して香りとコクを重視した商品に改善するということであれば、例えばmajicaアプリ上でお客様に告知して集まって頂き、試飲会を開いてから最終的な味を決めるといったことも出来ますし、例えばサンプルを作って店頭で配ってお客様に試して頂くことも出来ますので、進捗につきましては共有頂ければと思います。
ワタナベさん
商品開発担当
わかりました。
【会議に参加していたヨッピーの感想】
横で聞いていて「正論による暴力だ……!」と思いつつ、サラリーマン時代を完全に思い出してブルブル震えておりました。僕もこういう感じでさんざん上司にやられましたからね……!
漫画とかドラマに出て来る「怖い上司」ってなんめちゃくちゃな理不尽を言ってくるタイプが多いんですが、実は実社会においてそういう変な人っていうのはあまりいないんですよね。恐ろしいことに、上司ってだいたい仕事が出来るんですよ……!
考えてみれば当然で、理不尽な事言ってくるような人、滅茶苦茶な人って組織の中で出世せずに、そのうちいなくなりますからね。
なので変な人にあたっても、適当にかわしていればそのうちいなくなるのでたいして怖くないんですが、こういう、正論パンチが強い人は順当に出世したりするので大変恐ろしいです。めげずに頑張れ!マジボイス実現委員会!
漫画とかドラマに出て来る「怖い上司」ってなんめちゃくちゃな理不尽を言ってくるタイプが多いんですが、実は実社会においてそういう変な人っていうのはあまりいないんですよね。恐ろしいことに、上司ってだいたい仕事が出来るんですよ……!
考えてみれば当然で、理不尽な事言ってくるような人、滅茶苦茶な人って組織の中で出世せずに、そのうちいなくなりますからね。
なので変な人にあたっても、適当にかわしていればそのうちいなくなるのでたいして怖くないんですが、こういう、正論パンチが強い人は順当に出世したりするので大変恐ろしいです。めげずに頑張れ!マジボイス実現委員会!
オリジナルブレンドコーヒー 7.5g×24のマジボイスページはコチラ
ヨッピー
大阪府生まれ。「オモコロ」「トゥギャッチ」「ぐるなび」「Yahoo!
Japan」「ライブドアニュース」など、さまざまなWEBメディアで活躍中のライター。「WEBでウケること」の第一人者として、タイアップ広告案件なども多数手がける。
実現会議に潜入してきました!