実録!マジボイス実現委員会 ライターのヨッピーさんが改善会議に潜入!

テレビでも話題の「神性能バスマット」が期待ハズレ?誇張しすぎ?PRの難しさを知る。

ライターのヨッピー
こんにちは。

ホームセンター大好きライターのヨッピーです!

本日はみんな大好き驚安の殿堂ことドン・キホーテ属するPPIHグループ(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)のマジボイス実現委員会からリアルな現場レポートをお送りします!


「マジボイス実現委員会」とは「マジボイス」に寄せられたお客様からのご意見に対して、マジの本気で対応し、商品改善を行っていく組織だそうです。
商品改善の一例
例えばこちら。「ティッシュのミシン目が開けづらい」というお客様の声にお応えして商品を改善したもの。こういう細かな要望も拾ってちゃんと答えるのであります!

こんな風に「マジボイス」に「ここをもっとこうしてくれ~!」「こういうのが欲しい!」みたいなお客様の声を送ると、「マジボイス実現委員会」の議題にあがり、そしてマジで本当に改善しちゃうのが「マジボイス実現委員会」の役割なのです!

本日もこの、「マジボイス実現委員会」でどういった事が話し合われ、どういった流れで商品が変わっていくのかをレポートしたいと思います!

今回取り上げる商品は……、これだ!!

潜入した会議での対象商品

  • 情熱価格
    踏んで3秒サラサラ マグマ生まれの溶岩石バスマット
    商品コード:4545244643249
「珪藻土を超える吸水力&吸水スピード!」「3秒で足裏がサラサラになる!」という商品で、地上波テレビにも取り上げられるなど大人気の商品らしいのですが、果たしてどんなお客様の声が届いているのか……!?
ヨッピー
この商品の
実現会議潜入してきました!
マジボイス実現委員会の様子
岩崎さん
司会進行
というわけで今回のテーマは溶岩石バスマットです。
岩崎さん
司会進行
男女共に20代~40代の方に人気の商品でして、珪藻土よりも吸水力が高いのに、柔らかいので置き場所に困らないという特徴があります。珪藻土マットは固く、ちょっと扱いづらい部分がありますので。

そしてお客様からの評価です。
「マジボイス」のアンケートから抜粋
岩崎さん
司会進行
「ビミョー」の数が「いいね!」を超えており、お客様からの評価が低くなってしまっております。そして集まったお客様の声です。
【お客様の声】
お客様
全然水を吸わないから床がビチャビチャになるので布のバスマットに戻した。テレビで紹介されたのを見てすぐ買ったけど、残念な買い物だった。 (50代 女性)
お客様
テレビでやってたから買ってみたけど、今まで使ってた珪藻土のほうが吸水してる。(50代 女性)
お客様
思ったより小さいので4人で使うとビチョビチョになる。時間をあけても乾かないのでカビっぽいものも生えた(40代 女性)
岩崎さん
司会進行
地上波テレビで大々的に「これはすごい!」と取り上げられたこともあって、それを見たお客さんが期待しながら買ったのに、「思ったほどではない……」とガッカリするようなケースもあったのではないかと思います。

ポジティブな意見としては「柔らかいから使いやすい」といった声もあるのですが、主に

  1. 吸水性が足りない
  2. サイズが小さい
  3. 乾きづらい

という部分でネガティブな声が多く、バスマットとしての根幹に関わる問題でもあるな、と思っています。このお客様のご意見について、MDからの見解を教えてください。
石川さん
担当MD
まず、サイズの問題についてです。最初に、ひとり暮らしをされている方向けに、小さめのバスマットを出しまして、その後にひとまわり大きいサイズを「L」として出したのですが、その「L」でも一般的なバスマットに比べると少し小さいことが事実としてあります。

なので「Lなのに小さい」と感じられる方もおられるかと思います。まずはこのサイズ表記については見直していきます。

難しいのは、この「吸水性」と「乾きやすさ」は相反するものなんですね。たくさん水を吸うのであればその分当然乾きづらくなりますし、乾きやすくすると吸水性が下がります。このバランスをどう取るのかという部分でメーカーと協議を進めたいと思っているのですが……。
他の参加者の方
商品を拝見して思ったのですが、この商品は表面をプリント処理して模様を入れてますよね?
確かにグラデーション?的な模様が入っております。
他の参加者の方
この、プリントの溶剤が吸水や蒸発の妨げになってるっていう事も考えられるんじゃないかと思うのですが。例えばフチのみにプリントして、表面の大部分からプリントを外してしまえば吸水力も乾きやすさもあがるのではないかと。

そして、「全体としてどれくらい水を吸うか」という部分ではサイズを大きくすることも解決方法のひとつなのかな、と思います。小さいバスマットより大きいバスマットの方が当然、全体としてお水を吸う量は増えますから。
また別の参加者の方
テレビに取り上げられたこともそうですけど、やっぱり「踏んで3秒でサラサラ」とか、パッケージで書いちゃうとお客様の期待値は相当高くなりますよね。

この商品、決して悪いものではないと思うのですが、お客様の期待値があがってしまった状態の時、それを更に超えていくのは難しいのではないかと思います。

そしてこれは別にこの商品だけの問題ではなくて、情熱価格で作った商品について、やはり誇張気味に書いている部分はどうしてもあるな、と思っています
岩崎さん
司会進行
別に、ウソを書いてるわけじゃないんですよね。「珪藻土より吸水性が高い」とか、「踏んでもすぐ吸収する」とか、それは事実その通りなので。

ただしお客様の声にもあるように、複数人で使うとびしょびしょになってしまう、みたいな事案があると確かにがっかりさせてしまう事にも繋がるのかなと。
石川さん
担当MD
実は今、新しいサンプルの作成に着手しておりまして、その新しいものについては間違いなく吸水性はあがります。そしてサイズも大きくすることで複数人で使ってもびしょびしょになりづらくなるのではないかと。

あとはカビが生える、という事については防止剤を入れるとか、もしくは使ってない時にそのまま床に置くのではなく、どこかに掛けて干して頂くことをもっと大きく推奨するとか。

そしてパッケージの表記についてもあまり誇張しすぎた表現にしない方が良いのかなど、諸々改めて検討したいと思います。
というわけで、

  1. 吸水性アップ
  2. サイズ変更
  3. 表記の見直し

などで改善を図る、という事だったのですが、試しに僕も使ってみました。
この日は、僕の祖父母の古民家に大人数で泊まりに行く、という企画なので「複数人の使用に耐えられるか?」を試すにはもってこいです。

そして結果は……?
ぜんぜん大丈夫でした。

いや正直「まあ、こんなもんでは?」と思いました。
次の日の夜にはだいたい乾いてたし、ぐしょぐしょになる事も特に無く!
夏だったし、風通しの問題もあるのかもしれない。

とはいえ、「3秒でサラサラ!」とか「珪藻土よりすごい!」とか書いてあると相当な期待をしてしまいそうだし、その結果でこれなら「まあ、こんなもんか……」ってちょっとがっかりしちゃうのかもしれませんね。これだから商品開発は難しい……!
この記事のライター
ヨッピー
大阪府生まれ。「オモコロ」「トゥギャッチ」「ぐるなび」「Yahoo! Japan」「ライブドアニュース」など、さまざまなWEBメディアで活躍中のライター。「WEBでウケること」の第一人者として、タイアップ広告案件なども多数手がける。